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【鎮目博道 テレビ用語の基礎知識】「ジェンダー平等」 炎上「報ステ」動画、問題の根っこは“いじめ”と同じ 直すべきはテレビ業界の男女比率 (1/2ページ)

 テレビ朝日「報道ステーション」のPR動画が炎上しましたね。「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で何それ時代遅れって感じ」というセリフなどが物議を醸しました。「ジェンダー平等」という言葉を番宣に盛り込む事で、何らかの問題提起をしたかったのかもしれませんが、それが多くの女性を怒らせてしまっては元も子もありませんね。

 「女性の神経を逆なですること」を何の自覚もなしにしたという意味では、森喜朗さんや「オリンピッグ」の人とあまり変わらないかもしれません。「同じ穴の狢(むじな)」で彼らを非難する資格はないかも。テレビ局のジェンダー平等に対する認識も、所詮そんなものだということです。

 森さんは「老害」だと言われましたけど、実は今回報道ステーションの「問題の動画」を作ったのは若い男性のディレクターでした。そして、その動画を何人もの女性スタッフたちが見ていたのに「問題はない」としていたようです。別に「高年齢の男性」でなくても、ジェンダー平等についての意識が低い場合は十分あるようですね。どうしたら良いものやら…です。

 ジェンダー平等についての意識は、特に日本は世界でも遅れていると言われていて、急速に変化を遂げている最中なので難しい面もあるのでしょう。若くても問題意識の低い人もいるし、女性でも、男性社会に合わせて生きていくことが普通になっている人もいるんだと思います。

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