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【シネマパラダイス】ルナナの荘厳な大自然は一見の価値あり「ブータン 山の教室」

 ブータン出身の新鋭パオ・チョニン・ドジル監督による、標高4800メートルの地にある、ブータン北部の村ルナナを舞台にした人間ドラマ。

 歌手になり、オーストラリアに行くことを夢見る若い教師ウゲン(シェラップ・ドルジ)はブータンで最も僻地(へきち)にあるルナナの学校への赴任を言い渡される。1週間以上かけてたどり着いた村には、先生の到着を待ちわびている子供たちの姿が。トイレットペーパーも電気もない、現代の生活から完全に切り離された生活に戸惑いながらも、ウゲンは生きる喜びを見いだしていく。

 抜けるような青空、雄大なヒマラヤの山々など、ルナナの荘厳な大自然は一見の価値あり。上映時間1時間50分。3日公開。

 【ホンネ】セカンドキャリアを見据える年代の人にとって、いい一助となるはず。都会か地方かではない、もっと深いところでの考えができる。★★★ (映画評論家・安保有希子)

 ★5つで満点、☆=星半分

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