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少女に群がる欲望にまみれた大人たち 映画「SNS-少女たちの10日間-」 (1/2ページ)

 コロナ前、海外を旅していると、スマホの普及を目の当たりにした。

 カンボジアでもスリランカでもモロッコでも、若者から大人までみなスマホ。生活に不可欠なツールとして浸透したが、利用法は人それぞれ。なかには悪事に使う人も。

 23日公開のチェコ映画『SNS-少女たちの10日間-』はスマホで急速に広まったSNSと少女を題材にしたドキュメンタリーでリアリティーショーといった趣。欲にまみれた醜い大人の男たちが数多く登場する。

 主な舞台はスタジオに設置された3つの子供部屋。12歳の少女の部屋という触れ込みで、インテリアやぬいぐるみ、スリッパ、本などがそれっぽく配置されている。12歳になりきる3人の女優はオーディションで選ばれ、彼女らの部屋からも備品は持ち込まれた。大いなる社会実験か、だまされる側からするとわなか。SNSで少女に接近し性的欲求を満たそうとする大人がいることは、日本での事件でもよく分かるが、国が違っても児童への性的虐待はあると教えてくれる。

 12歳設定の少女がSNSで友達を募集すると、10日間で2458人の成人男性がコンタクトを取ってきた。男たちは撮影されているとは知らない。よって欲望は一切がむき出しになる。

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