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美しく繊細な女性同士の愛描く アカデミー賞候補『アンモナイトの目覚め』 (1/2ページ)

 日本でもジェンダー問題がようやく話題を集めるようになる中、映画でも問題意識を追求する作品が増えてきた。

 9日公開の『アンモナイトの目覚め』(フランシス・リー監督)もその1本。昨年9月、トロント国際映画祭で上映されると、たちまち「今年のアカデミー賞候補」という声があがった。

 ハリウッドの演技派となったケイト・ウィンスレットと4度のノミネートを誇る若き演技派、シアーシャ・ローナンの初共演も話題になった。

 1800年代のイギリス、男性優位の時代に化石の大発見で功績を残しながら女性というだけで名誉を横取りされ歴史に埋もれたメアリー・アニングにスポットを当てたことは評価されていい。

 メアリーは貧しい家の生まれながら、父から化石発掘を教わり、13歳のとき世界で初めてイクチオサウルスの全身骨格を発見。それは大英博物館に飾られることに。ただし、発見者の名誉は別の王立協会員(男性)の名に変えられて。

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