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森川夕貴アナが語る就活体験記「ひとりだけ喪服みたいで…」

 倍率1000倍超の狭き門と言われるテレビ局の女子アナへの道。その難関をくぐり抜け、テレビ朝日に入社し、現在は『報道ステーション』などを担当する森川夕貴アナに、入社時の初心から5年間の悩み・葛藤まで聞いた。

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 私は自分が将来何になりたいのかまったくわからない学生で、就活では外資系や地元の企業、ロジスティクス、航空業界など多岐にわたる業界を受けました。アナウンサー試験は、アスク(※1999年設立のアナウンススクール「テレビ朝日アスク」)に通っていた友人から一次選考の〆切1週間前に誘われて、ダメ元で挑戦したんです。

 そこからは寝る間も惜しんで猛勉強。ニュースキャスターの口調を真似て新聞を読むなど、自己流ですが必死でした。試験会場では、同じ学生なのにこんなに完成されている子がいるのか……と、ものすごく引け目を感じました。服装もリクルートスーツでかっちりまとめていたら、ひとりだけ喪服みたいで浮いてしまったことも……(苦笑)。アナウンサー試験のために慌てて白いワンピースを買ったほどです。

 私自身の経験を振り返れば、たくさんの業界を知る中で視野も広がり、本当に働きたいと思う会社に出会うことができました。アナウンサー志望の学生さんにも、ぜひ学生のうちに多様な世界に触れることをお勧めしたいです。熱心な方が多いだけに“自分にはこれだけ多くの可能性がある”と就職活動の自信に繋がるんじゃないかなと思います。

 【プロフィール】

 森川夕貴(もりかわ・ゆうき)/上智大学卒業、2016年入社。『報道ステーション』『サンデーステーション』担当。

 撮影/高橋定敬

 ※週刊ポスト2021年3月19・26日号

NEWSポストセブン

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