記事詳細

チャーリー浜さん秘話 新喜劇を全国区にした原動力 「師匠」と呼ばれるの嫌い、芸人に厳しい一面も

 18日に呼吸不全と誤嚥性肺炎のため78歳で死去したタレント、チャーリー浜(本名・西岡正雄)さん。「…じゃあ~りませんか」などのギャグで笑いをとる一方、キレやすい性格で芸人仲間を震え上がらせていたとも。往年の吉本新喜劇を支えた芸人が人生の幕を下ろした。

 浜さんはコロナ禍の昨年3月、京都市のよしもと祇園花月で行われた配信舞台が最後の仕事となった。昨年秋から大阪市の老人ホームに入居。しかし、今年3月中旬から体調不良で入院し、そのまま帰らぬ人となった。

 1962年に吉本新喜劇に入団。七三分けの髪形と黒縁眼鏡というスタイルで、新喜劇の舞台でキザな役を演じて人気を集めた。

 長年使っていた「…じゃあ~りませんか」のギャグが、テレビCMをきっかけに大流行し、まさかの全国区に。91年に日本新語・流行語大賞に選ばれ、一時低迷していた吉本新喜劇が全国区に広がる原動力となった。

 ほかにも「ごめんくさい」「君たちがいて、僕がいる」などの決めギャグを持つが、過去のインタビューでは、ギャグの誕生について「フィーリングでやってる」「何も考えていない」と言いながらも、「僕のギャグはぜんぶ人生のつながり」と明かしていた。

 「師匠」と呼ばれるのを嫌い、芸人がそう呼ぼうものなら「師匠言うな」と怒鳴り、楽屋に無造作におかれたかばんを蹴り上げるなどキレやすい性格で知られ、若手を震え上がらせていたが、その死を多くの芸人が悼んだ。

関連ニュース