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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】記者が芸能人を追うのは問題? 本来は持ちつ持たれつの関係、決して被害者と加害者ではない (1/2ページ)

 歌手、華原朋美(46)が暴行されたとして光文社の雑誌記者が警視庁に逮捕された事件。いまだ真相は明らかになっていないが、世間は「芸能人につきまとい、プライバシーを盗撮して、金もうけしようとするクズ連中」と記者全体を非難し、週刊誌は“マスゴミ”だというところに落ち着いている。

 華原はツイッターで、「実は3週間前から、今回逮捕された犯人が私と息子にストーカーしている事に恐怖を感じてました」と投稿し(現在は削除)、多くの人から「かわいそう」と同情の声が寄せられた。

 芸能人と記者のトラブルで有名なのは1986年のビートたけしフライデー襲撃事件で、そのきっかけになったのが、記者が彼の交際女性につきまとい手をつかんで引っ張ったことだった。当時世論は、たけしの暴行を批判する一方、同情論も巻き起こり、全盛だった写真週刊誌が急速に衰退していった。そして今回も、取材はプライバシー侵害ではないかという議論に。

 この話題を取り上げた『バイキングMORE』(フジテレビ系)に筆者は記者側の立場として出演したが、スタジオの芸能人諸氏からは「追われると怖い」「誰なのかわからないからなおさら」という意見がぶつけられた。

 『週刊文春』の記者時代、ある企業のスキャンダルを追及しているとき、自宅や私の行動を監視・尾行されたことがあったので、その気持ちはよくわかる。またこわもての芸能プロ社長に「月夜の晩だけじゃないぞ」と脅されたこともある。記者は芸能人、また彼らのファンから嫌われる職業でもある。

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