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【玉袋筋太郎 玉ちゃんの酔滸伝】タイガーマスクに現れた最強のライバル プロレス引退後もなお闘いは終わらない (1/2ページ)

 「虎だ、虎だ! お前は虎になるのだ!」

 昭和生まれの私に刷り込まれてしまって消すことができない虎の穴からの指令。1981年4月23日、当時ストロングスタイルを標榜(ひょうぼう)していたアントニオ猪木率いる新日本プロレスで、劇画のヒーローが衝撃的なデビューを飾りました。急場しのぎで作ったマスクとマント姿で入場し、会場からは失笑が漏れましたが、いざ試合が始まると観客はその華麗な動きに度肝を抜かれ、一発で夢中になりました。伝説の虎、タイガーマスクが誕生した瞬間です。

 人気絶頂のときに自ら理想とする格闘技を追求するためにプロレス界から離れたタイガーマスク。新日本プロレスでの活躍はたった2年4カ月ですが、ファンの記憶に刻まれた虎の爪痕は今も色あせません。

 そのタイガーマスクと対談させてもらいました。私も初めて見た中学生時代の気持ちになるのを必死に抑えつつの対談となりました。

 対談場所であるホテルのレストランに現れたのは「お前は虎になるのだ!」で虎になった男、タイガーマスクこと佐山聡さんです。プロレスラーに憧れた少年時代の思い出から、ライバルたちとの闘いの日々を「本当にいい時代だった。そしてライバルたちに恵まれていたんです」と振り返ります。

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