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【シネマパラダイス】“ワルたちのだまし合い”をオリジナル脚本で描く『ジェントルメン』

 人気監督ガイ・リッチーが『スナッチ』などの初期作同様、地元ロンドンを舞台に“ワルたちのだまし合い”を自身のオリジナル脚本で描くクライム・サスペンス。主演のマシュー・マコノヒーはじめ、ヒュー・グラントやコリン・ファレルなどのスター俳優が、クセの強い役を熱演。1時間53分。7日公開。

 ロンドンの麻薬王となったアメリカ人ミッキー(マコノヒー)が、ビジネスを売却する噂が暗黒街に駆けめぐる。利権総額500億円をめぐり、ユダヤ人の大富豪、ゴシップ紙の編集長、中国マフィアにロシアン・マフィア、さらにゲスな私立探偵や地元のチンピラまでが絡み、駆け引きが始まる。

 【ホンネ】時系列や多人数のエピソードをシャッフルし、パズルのようにつないでいく構成や味わいは、どこを切ってもリッチー節。でも前半の展開が微妙にもっさり&分かりにくい。後半の盛り返しが痛快だけに残念。 ★★★(映画評論家・折田千鶴子)

 ★5つで満点、☆=星半分

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