記事詳細

【シネマパラダイス】プロレス・デスマッチ界のカリスマ、葛西純に密着 プライベート、リングの舞台裏に迫る「狂猿」

 プロレスの中でも、凶器アリ、反則ナシの特殊ルールで行われる究極の試合形式、デスマッチ。そのデスマッチ界でカリスマと称され、クレイジーモンキーの異名を持つプロレスラー、葛西純に密着し、子煩悩で知られる葛西のプライベートやリングの舞台裏に、川口潤監督が迫る。

 2019年のクリスマス、長年のダメージが蓄積された葛西は、この日の試合をもって長期欠場を余儀なくされる。カメラは復帰に向けてトレーニングを続ける葛西の姿と、デスマッチとともに歩んできた過去の軌跡を追いながら、46歳になってもデスマッチの第一線で活躍する葛西の思いを明らかにしていく。デスマッチ初心者には痛すぎる1時間47分。28日公開。

 【ホンネ】デスマッチの名シーンに加え、葛西の飾らない言葉や、コロナ後を見据えた考えなどを聞けたことがうれしく、「俺っちの背中についてこい!」の名言に泣く。中年よ、しょぼくれている場合じゃない! ★★★★★(映画評論家・安保有希子)

 ★5つで満点、☆=星半分

関連ニュース