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【酒井政利 時代のサカイ目】柴咲コウ、歌で吹き替えで魅せる女優魂 ディズニー映画「クルエラ」 (1/2ページ)

 世界中の誰もが、絵本、テレビアニメ、映画などで一度は接したことのあるウォルト・ディズニーの『101匹わんちゃん』。101匹のダルメシアン犬や冷酷で危険な毛皮マニアのデザイナー、クルエラなど、個性的なキャラクターが登場する。

 物語はアニメや実写で何度か映画化されたが、クルエラに初めてフォーカスを当てた実写映画『クルエラ』が制作された。ディズニー史上最もファッショナブルで最も悪名高き“ヴィラン(悪役)”クルエラの誕生秘話を描いた、衝撃のパンクロック・エンターテインメント。

 注目の、日本版のクルエラの吹き替えは柴咲コウ。

 「悪役なのにずっと親しまれていて、すごく象徴的なキャラクター。今までスポットの当たっていないバックグラウンドが描かれているので、そのかっこよさや反発心や反骨精神みたいなものを表現したいと思いました」(柴咲)

 クルエラを声で演じてみて、思うところがあったようで「20年以上前の自分を掘り起こすような感覚がありました。何も知らないところで生きていかなきゃいけない、生き残っていかなきゃいけないというハングリー精神というのに共感する部分がありました」。

 物語はデザイナーを夢見て早く一人前になろうと頑張る少女が、伝説的なカリスマ・デザイナーと出会ったことで運命が大きく変わり、悪名高きクルエラに変貌していく。そんな変化を声で表現しながらアフレコを撮り終えた。ところがチェックしてみると満足のいく出来栄えではなかったため、何度か撮り直しを希望したという。