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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】無理心中の撮影断られ殺害…立川デリヘル嬢事件 逮捕後の供述に見える犯人の理不尽さ (1/2ページ)

 「人を殺す海外のネット動画を見て殺人に興味を持った。無理心中を撮影しようと思ったが、女性に断られ、けんかになり刺した」

 6月1日、東京都立川市のラブホテルで起きた男女殺傷事件は世間を震撼(しんかん)させた。コロナ一色のワイドショーも、女性が包丁でめった刺しにされて殺害された猟奇的な事件に多くの時間を割いたほどだった。

 翌日、殺人未遂容疑で逮捕された職業不詳の少年A(19)は、警察の取り調べに冒頭のように語った。

 犯行当日、Aは客としてデリヘル(派遣型風俗店)の女性Bさんを呼んだ。お互い面識はなかった。すぐに異変に気づいた彼女は、風俗店に「盗撮です。すぐ来てください」とSOSの電話。駆けつけた男性従業員Cさんが到着したところ、AはCさんの腹を刺し逃走。Bさんは約70カ所を刺され死亡、致命傷となった胸の刺し傷は深さ18センチで心臓を貫通していた。Cさんは重傷で、ホテル廊下の壁には凶器となった包丁(刃渡り20センチ)が血糊にまみれて突き刺さっていた。凄惨(せいさん)極まりない地獄絵図である。

 「犯行直後、Aが立川駅へ全速力で走る姿が防犯カメラに捉えられている。30分後に拝島駅の防犯カメラに映った様子は落ち着いた足取りで、原付きバイクで羽村市方面に逃げると、同市内の公園のベンチで野宿し、翌朝Tシャツを購入し、着替えている。身柄確保時は『バイクでツーリングしている』と慌てる様子もなかった。Aは性行為をした後に殺害し、その様子を撮影しようと計画していたのではないか」(捜査関係者)

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