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【YFM 夕刊フジMusic】ケーナ、オカリナをメインにした至福のインストゥルメンタル「Project QuO」の魅力…素直に“音”を楽しみたいバンド (1/2ページ)

 気持ちのいいアンサンブルだ。ケーナ、オカリナという笛をメインに、ピアノ、ベース、パーカッション。軽やかに、ジャジーに、ときにはプログレッシブに、目を閉じれば大地を風が吹き抜ける情景が広がる。背景に高度なテクニックを感じさせながら、至福のインストゥルメンタルが流れていく。

 Project QuOは今年4月のシングル「穴の空いた満月」配信がデビューとなるが、産声をあげたのは2015年。リーダーの山下Topo洋平(ケーナ)がきっかけを説明する。

 「茨木君というオカリナ奏者がいるんだけど、彼と何かやってみない? とライブハウスからオファーをいただき、ピアノの森君、パーカッションの相川さんと4人で初めてライブを行いました。茨木くんのオカリナとの二重奏は気持ちが良く、みんなが書く曲も魅力的で、世界に類をみない音楽が生まれる予感がありました」

 ケーナの魅力については、「ふくよかでどこまでも突き抜けていく音色と表現力。南米の民族楽器で土着の個性を持っていますが、自由で豊かな音楽性を取り入れれば、特定の場所にはとどまらない普遍的な音楽を生み出せます」。

 茨木智博は東京音楽大学トランペット専攻。在学時にたまたまオカリナを吹いたら周囲の反応が予想以上に面白く、「この音色でいろいろな曲を表現したい」と本格的な演奏活動に入った。「原始的な構造でも自分の声のように自由に操れて、多彩な表現ができます」と惚れ込んでいる。

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