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【YFM 夕刊フジMusic】聖飢魔Ⅱの創始者・ダミアン浜田陛下インタビュー後編 次なる野望は『悪魔の聖典』3&4作目 『真・聖魔伝』デーモン閣下と3日間熱談

 --陛下が6月6日に発布されたデーモン閣下との対談が収録された書籍『聖飢魔Ⅱ 読物教典 真・聖魔伝』は、主に口述筆記とのこと。どれくらいお話をされたのでしょうか

 「延べ3日だ。1回目は13時から深夜1時までしゃべり通していたな。ずっとレコーダーを回していたものを文字に起こした。2回目は撮影もあった。当初はデーモン閣下とのツーショットのみの予定であったが、撮影中に他の構成員(メンバー)が続々乱入して、最終的には6名での集合写真も掲載されることとなった。このショットは貴重なこと、この上ないぞ(笑)」

 --書き起こした取次役の山田晋也氏は、聖飢魔Ⅱが創設された早稲田大学のサークルのメンバー。しかもデーモン閣下とは同級生と、まるで同窓会を覗いているような気持ちになります

 「同窓会の議事録みたいなものだといえるかな(笑)」

 --昨年、地球(メジャー)デビューした陛下のバンド、Damian Hamada’S Creaturesについておうかがいします。演奏は私が主宰を務める金属恵比須が担当していますが、制作はEメールでのやりとりとなりました

 「便利な時代になったものだ。昔は密に連絡を取り合えなかったし、いきなり職場に連絡が来ることもあった。聖飢魔Ⅱの『メフィストフェレスの肖像』(魔暦前3年〈96年〉)に楽曲を提供した時など、勤務先の高校で教材を印刷していたところに電話がかかって来て慌てたぞ」

 --どなたからの電話でしたか

 「デーモン閣下からだよ。『歌詞を少し変えたいんですけど』という相談だった(笑)」

 --陛下の音楽制作のスタイルは、一緒に制作して几帳面であるところが感じられました

 「聖飢魔Ⅱ結成当時はギターを弾いて『多分これでいいんじゃない?』みたいに、感性で作曲していたな。今はパソコンで作るから音楽を視覚的にとらえられるようになり、慎重に分析しながら作っておる。それを演奏者に伝えるためには几帳面にならざるを得ないのだよ」

 --次なる野望は

 「昨年の悪魔の聖典(アルバムのようなもの)『旧約魔界聖書 第I章』と『旧約魔界聖書 第Ⅱ章』に続く、3作目を制作中だ。4作目の作曲もしているぞ。楽しんで作っているから、勝手にどんどん進めておる。4作目はかなり重いぞ。プログレの要素も強いかもしれん」

 --金属恵比須は1、2作目に続き3作目にも携らせていただいておりますが、もう4作目とは

 「私は常に前しか向かない。前を見て歩けば楽しい。少し前までは作品に対する評価を気にしてSNSでエゴサーチしていたがな(笑)。しかし、たまにやる気が消耗するような書き込みがあるので、そのような時間は創作に充てたほうがいいと思い、今はやっていない。とにかく大事なのは前向きであることだ」

 (6月6日午後6時終了、聞き手=金属恵比須主宰・高木大地)

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