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吹っ切り方が常人とは違う! みのもんた節全開「終活なんか、するもんか」 (1/2ページ)

 この方に肩書は不要だろう。みのもんた、76歳。日本の放送史に一時代を築いた、押しも押されもせぬ功績者だ。そんな男も今、老いに向き合っている。先日出版した著書『終活なんか、するもんか』(朝日出版社)では最近の“終活”ブームを冷ややかに見る。

 「終活」は「心が『死』に向かって歩き出す」と否定的で、代わりに「生前整理」を打ち出す。「事務的で、物理的な活動に過ぎない。子どもたちに迷惑をかけないように、お金やものを片付けていくだけの、限定的な作業」と定義する。

 焼却炉を自宅の庭に設置した。当初は自分が出演したテレビやラジオ、雑誌などをデジタル化することも考えた。だが、すぐに考え方を改める。

 「『自分がいなくなった後も自分の記録を残したい』というのは、ただのエゴイズムではないだろうか?」

 このあたりの吹っ切り方が常人とは違う。執着をズバッと捨てることはなかなかできない。思い出の品への未練を断ち切るのは難しい。

 しかし焼却炉に手紙や週刊誌をくべる。徹底的なのは、自分の両親の写真や愛妻との写真も次々に燃やした。燃やすことで「よし、次の未来に歩いていこう」と前向きの気持ちになれたという。

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