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吹っ切り方が常人とは違う! みのもんた節全開「終活なんか、するもんか」 (2/2ページ)

 そんな心持ちで、次に司会をやるとしたら、と番組案もぶち上げる。あれこれ燃やしても自らは枯れない。白い歯をガバッと見せた笑顔が透けてみえる。

 最近の風潮に物言う老人の姿もしっかりと刻まれている。友達付き合いに損得勘定を持ち込みがちな若者にダメ出しし、労働をせずに資産運用に励む生き方に疑問を投げかけ、品のあるなしは金の使い方に出ると指摘し、年を取ったらセックスの相性よりも食事の相性が重要とさらりと伝える。全編、みの節。テレビで日夜流れていた往年のしゃべり声が、行間に屹立(きつりつ)する。

 いずれ人には絶対に死が訪れる。絶対に。葬儀は身内だけで、と決めている。その後に「呑もう会」をやってほしいと。「酒とともに生きた人生だから、酒とともに見送ってほしい」と、ここまで言い切れる人生。

 かつてその飲みっぷりに調子に乗って付き合い、見事に撃沈した身としては、「呑み別れ」こそが希代のしゃべり手にはふさわしいと思える。その日はまだもう少し先だろうが…。

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