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【酒井政利 時代のサカイ目】女子中高生が胸きゅん…いまの音楽シーンに必要な「尊い原石」 all at once (1/2ページ)

 最近よく聞く「きゅんです」。若い世代が胸をときめかせる意味で使っている。そのきっかけが、女性シンガー・ソングライターの「ひらめ」がギターの弾き語りで歌う『ポケットからきゅんです!』。

 昨年6月にTikTokに投稿すると、わずか1カ月で再生回数が数億回にのぼり、3カ月ほどで30万人から関連動画が投稿された。

 さらにはビルボード・ジャパンのTikTok週間楽曲ランキングで11週連続トップ5となり、“きゅん現象”と呼ばれるほどに。NiziUやTWICEのメンバー、ディーン・フジオカらも動画投稿し、広がりも見せている。

 昨年はTikTok流行語大賞をはじめ、流行アワード5冠を達成。

 その際、親指と人さし指を交差させて作るハートは、“指ハート”と呼ばれ、ドラマでも使われるなど、10代20代のインスタグラムでは欠かせないポーズとなっている。

 デビュー当初、ひらめは「歌詞やメロディーに注目してほしいから」という理由で、年齢も顔も非公開だったが、今年2月に出演した『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で顔を公開し、音楽活動以外にパティシエの仕事もしていることを明かした。

 恋愛のもどかしさや切ない片思い、かわいらしさを前面に出した歌詞が、女子中高生から高い共感性を得ている。

 そんな歌詞は自身の体験ではなく、「テーマを決めてから想像して作ることが多い」(ひらめ)

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