記事詳細

元NHK大越健介氏が『報ステ』抜擢 課題はパートナー、徳永か森川か (3/3ページ)

 もう何年も“テレビ離れ”が叫ばれているが、コロナ禍でステイホームする人が増えたこともあってニュース番組はのきなみ好視聴率を獲得。『報道ステーション』も10%以上を記録する日が多く、好調だ。

 ベテラン芸能記者の石田春男氏は、大越氏の成功のカギとして、1つの傾向を指摘する。

 「NHK出身という点で、参考とすべきは池上彰さんでしょう。池上さんが貫く“分かりやすく伝える”“言いたいことは言い、聞きたいことは聞く”というスタイルは、経験豊富な大越氏の得意技のはず。民放に移ったからといって、これまでのスタイルを変える必要はありません。

 大越氏よりも若手ですが、『news every.』(日本テレビ)の藤井貴彦アナの成功も参考になりそうです。羽鳥慎一アナと同期の藤井アナは、ずっと羽鳥アナの陰に隠れてきましたが、コロナ禍でニュース番組への注目度が高まるなか、実直な進行ぶりで俄然評価が上昇。『news every.』は、もともと夕方のニュース番組戦争のトップを走っていましたが、今や日によっては15%前後の視聴率を取る“お化け番組”になりました。

 藤井アナの人気ぶりを見ていると、世間は男性アナ・キャスターに対し、個性をグイグイと打ち出すよりも、伝えるべきことを正しく伝え、視聴者に寄り添うことを求めているように思えます。大越氏も“色”を出しすぎないようにした方が、長い目で見れば評価に繋がると思いますが、そこまでテレ朝が待てるかどうかがポイントでしょう」(石田氏)

 同業他社への“仁義なき引越し”は吉と出るか凶と出るか?

NEWSポストセブン

関連ニュース