記事詳細

【ぴいぷる】俳優・大久保祥太郎 6歳でデビュー、エンタメの世界が僕の日常 (1/2ページ)

 「気づいたら舞台の上に立って演じていました。物心ついた頃からエンターテインメントの世界は、僕にとって日常でしたので」

 日本舞踊の家元の家系に生まれた“生粋”の舞台俳優。経歴は華やかの一言だ。

 本格デビューしたのは6歳という早さ。東京・芸術座公演「仁淀川」で沢口靖子と共演し、7歳では映画「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」で岡田准一と、8歳になると、NHK大河「新選組!」で香取慎吾…といった具合。豪華な顔ぶれにたじろぎそうだが、「そもそもどんな演技をしたのか、正直あまり覚えていなくて。だって、まだ子供でしたからね」と頭をかきながら苦笑した。

 デビューがそんなわけだから、まだ二十代半ばなものの、場数は多く、時代劇からミュージカルとジャンルも幅広い。

 最近、特に力を入れているのがそのミュージカルで、オーディションを勝ち抜き、主要な役を次々と獲得している。

 先日、大阪で千秋楽を迎えた「ロミオ&ジュリエット」では、物語の鍵を握るロミオの友人、マーキューシオを演じた。

 このオーディションの舞台裏をこっそり教えてくれた。

 「最初は違う役で受けたのですが、突然、演出家から『明日までに3曲覚え、もう一度来て』と楽譜を渡されて。それがマーキューシオでした」

 たった1日で3曲も?

 「実は8年前に落ちたオーディションが『ロミオ-』で、悔しくて悔しくて。以来、ボイストレーニングに通って…。だから3曲中2曲はいつでも歌える状況だったんです」。ニヤリと笑う。

 悔しさを忘れず、次のチャンスが来たら逃さない。この強い負けん気で、9月から上演される話題の舞台「ドッグファイト」のオーディションも突破、現在、役作りの準備中だ。

関連ニュース