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【ぴいぷる】映画監督・細田守 夏休みアニメの伝統を守りたい 最新作「竜とそばかすの姫」16日公開 (1/3ページ)

 「夏は子供や若者たちが最も成長する。この季節に向けて照準を絞り、新作を製作することは、アニメ監督としての責務だと思ってやってきました」

 夏休み、アニメを見に映画館に行く-。日本の“風物詩”として定着しつつあるこの現象。それを支えた宮崎駿監督率いるスタジオジブリが新作製作から離れて久しいなか、「この“伝統”を守っていきたい」。使命のように感じているという。

 「製作には時間も手間もかかります。高いクオリティーを保ちながら、テーマが古びていかないように腐心する。このぎりぎりが3年なんです」

 2006年夏の「時をかける少女」から、18年夏の「未来のミライ」まで計5本。「3年に1本のペースを守っているでしょう。すべて夏休み公開で」

 そして今年。16日公開の「竜とそばかすの姫」もきっちり“中3年”だ。

 「新作の構想? 実は30年前にさかのぼるんです」

 クリエーターを志し、金沢の美大を卒業して上京。東映動画(現東映アニメーション)に入社するも、「創作の過酷な現場を目の当たりにし、この仕事を続けていけるのか」と悩む日々が続く。

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