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【歌姫伝説 中森明菜の軌跡と奇跡】デビュー3年で楽曲、人気は不動のものに 84年、アルバム「POSSIBILITY」が大ヒット (3/3ページ)

 ちなみに4位以下は都はるみ、八代亜紀、岩崎宏美、川中美幸、島倉千代子、小林幸子、石川さゆりと続き、さすがNHKらしく(?)演歌勢が強さを発揮していた。

 「NHKは、それまで歌手やタレントの人気度について順位を発表したことがありましたが、数字で具体的に発表したのは、この年が最初で最後ではないでしょうか。聖子がトップだったことはうなずけます。しかし、認知度、実績の高いベテラン歌手が上位を競う中、デビュー間もない明菜がベスト3に名を連ねたことはすごいことです。しかも『好きな歌謡曲や演歌』では、明菜の『禁区』が4・8%で5位にランクされ、聖子は『ガラスの林檎』が4・3%で7位でした。データで見るかぎり、やはり明菜の強さは楽曲だったと言えますね」(前出の放送関係者) =敬称略

  (芸能ジャーナリスト・渡邉裕二)

 ■中森明菜(なかもり・あきな) 1965年7月13日生まれ、東京都出身。81年、日本テレビ系のオーディション番組『スター誕生!』で合格し、82年5月1日、シングル『スローモーション』でデビュー。『少女A』『禁区』『北ウイング』『飾りじゃないのよ涙は』『DESIRE-情熱-』などヒット曲多数。NHK紅白歌合戦には8回出場。85、86年には2年連続で日本レコード大賞を受賞している。

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