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【鎮目博道 テレビ用語の基礎知識】「競技映像」 意味不明で理不尽、オリンピック放送の厳しいルール (1/2ページ)

 恥ずかしながらオリンピックというとあまり良い思い出はありませんね。怒られた記憶しかありません。私は報道・情報系の番組経験が長いので、ほぼスポーツになんの興味も知識もないんですが、それでも何回もオリンピックの報道には携わりました。いつも東京でお手伝いをするくらいで、現地で取材したのは1998年の長野冬季オリンピックくらいですけど。

 長野のときは、よく覚えてないですけどスキー場みたいなところで取材していたら突然カメラが壊れました。謎のエラーメッセージが出て、業務用のでっかいカメラがビクともしなくなったんです。半泣きで近くにあるローカル局の松本支局まで行き、平謝りしながら代わりのカメラを借りてなんとか放送に間に合わせました。あまりに寒いとカメラって壊れるんですね…まあ機械ですもんね。

 怒られた記憶の原因のほとんどは、オリンピックの競技映像の「謎のルール」です。なぜだかオリンピックって「あれはしちゃダメ」とか「こうしなきゃダメ」とか、めちゃめちゃ厳しいルールが映像にも言葉の使い方にも決められていて、がんじがらめなんですよね。あのルール、ちょっと意味不明で理不尽だと思います。今度詳しくどこかでご紹介しますね。

 担当するニュース番組で「オリンピックを盛り上げるために、どんどん放送しろ」「うちで放送する競技は特にたくさん放送して宣伝しろ」と言われて、仕方がないから放送すると「映像の使い方が間違ってる」とか「言葉の使い方があれではダメだ」と、スポーツ局の人間に怒られます。

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