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【テリー伊藤 狸の皮算用】中田翔が巨人に電撃移籍編 “よそ行き”にならず“ブラック・ジャイアンツ”で悪役のすごみ見せろ! (1/2ページ)

 中田翔内野手の電撃の巨人移籍から10日以上たったが、いまも私のところに巨人ファンの知人から「中田について、オレはこう思う」というLINEやメールが送られてくる。

 その中身は見事に2つに分かれていた。ひとつはご推察のとおり、「四番打者なら何でも欲しがる巨人の悪い癖が出た。巨人軍は紳士たれと標榜(ひょうぼう)しているのに、暴行男を入れていいのか」という否定派。

 一方、歓迎派の意見は、「中田は3回も打点王に輝いている。巨人はそれでなくとも勝負弱い選手が多い。罪を憎んで人を憎まず。チャンスを与えるべきだ」というものだ。

 このトレード、日本ハムの栗山英樹監督が巨人・原辰徳監督に電話で直訴したものだといわれるが、これはやっぱり原全権監督だからできたこと。もし日本ハムが他球団に話を持っていったとしても、どの球団もこのコンプライアンスの時代に中田を獲るという選択肢はなかったはずだ。

 このままでは中田はプロ野球界から追放される可能性が高かった。その場合、野球一筋だった中田は何をすればいいのか。営業マンができるのか。デスクワークは? このことは中田自身が一番わかっているはず。肝に銘じていたことだろう。その意味では、私は巨人移籍を歓迎したい。

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