記事詳細

【高須基一朗の“瞬刊”芸能】リアルさで人気を維持する医療ドラマ 数字採れない夏枠でも高視聴率 (1/2ページ)

 いよいよ年末に向けて10月改編の秋ドラマがスタートする。私が注目するのは「月9」枠の「ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~」(フジテレビ系)。2019年4月期に窪田正孝(33)が変わり者の天才放射線技師・五十嵐唯織(いおり)を演じた人気ドラマの続編だ。同名コミック原作は約160万部を突破している。

 今回も唯織にほのかな思いを寄せるヒロイン、放射線科医・甘春杏(あまかす・あん)に本田翼(29)。杏は院長の娘で「技師は撮るだけ、診断するのは医師」との考えを改め、唯織らとのチーム医療で成長する。

 昭和の頃の「月9」のようなラブロマンスとはひと味違う。医療ドラマならでは日常の延長にある市井の人々の生々しい感情を通じて、視聴者に訴えかけるドラマ作りを貫いているのだ。

 思えば、コロナ禍を反映して医療ドラマが増えている。

 夏のドラマ枠は数字が取れないとされる中、鈴木亮平(38)主演の「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(TBS系)は、12日放送の最終回が平均世帯視聴率19・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と有終の美。夜間救急医を描いた波瑠(30)主演の「ナイト・ドクター」(フジ系)も13日放送の最終回で12・5%をマークした。

 最近の「月9」では、上野樹里(35)主演の「監察医 朝顔」(2019年7~9月、20年11月~21年3月)も評判がよかった。東日本大震災で母が行方不明となった娘が法医学者となり、刑事の父親と事件を解決するヒューマンドラマ。

関連ニュース