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【ぴいぷる】男子料理研究家・福本陽子 オトコの料理はやった者勝ち 予約の取れない料理教室で延べ6000人超え (1/3ページ)

 予約の取れない男子料理教室「メンズキッチン」の代表。料理を教えた男性は延べ6000人超。オンライン教室も600人を超えた。レシピ通りに教えるだけでなく、調味料の調合を理科の実験、料理のプロセスをプラモデル作りに例えるなど、“男性脳”を刺激させる。これが人気の要因の1つ。

 「魚をさばくとき、魚の構造を説明し、『ここにある骨を断ち切るために、このように包丁を入れます』と理論的に話すと、『なるほど』となるんです」

 さらに、「この食材はどう流通しているのか」といった知的好奇心をくすぐるような話も盛り込みながら、料理の手順を説明する。

 「ビジネスマンや経営者の方が多いので、ビジネス的な観点でお話すると、料理も違う見方ができ、面白がっていただけます」

 「出世する人は料理がうまい」「料理は段取りが9割」「男の料理が周りを幸せにする」「自分で考えて行動する訓練に料理はうってつけ」などの言葉もポンポン出てくる。

 「料理のスキルはビジネススキルに通じるんですね。その相関性に注目し、社員研修のプログラムに料理を組み込む企業も増えつつあります。料理後にブレーンストーミングをすると、普段の会議に比べてバラエティーに富んだ案が飛び出すこともあります。失敗しても、あとで食べながら笑い話にできます」

 ある会社で部署ごとに分かれて飾りずしを作ってもらったら、設計部チームはレシピを設計図ととらえて作業を進めていった。一方、コミュニケーション能力の高い営業部チームは、レシピを見ないでみんなと相談しながら完成した。

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