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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】身の毛もよだつヤフコメ誹謗中傷の実態 “いいね”つけば正論と勘違い…匿名性は守られ「ストレートに文句いうほうがバズり」 (3/3ページ)

 だからか、記事の全文を読まずに見出しだけで勝手に判断して、一方的な悪口で片付けているケースも多い。マイナーなサイトと違い、承認欲求も満たされるのだろう。しかし、いまのままではヤフコメは暴走していると受け止められてもおかしくない。

 7日の『バイキングMORE』(フジテレビ系)でもこの話題を取り上げたが、コメンテーターでタレントの薬丸裕英(55)は「匿名ということもあって不公平」「いい意見とか賛成みたいなものはそんなに書かれないような気がする」と語っている。

 良識ある人々は首をかしげている。ネット文化を背負っている以上、ヤフーにはしっかりとした対応が求められる。

 ■中村竜太郎(なかむら・りゅうたろう) ジャーナリスト。1964年1月19日生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から文藝春秋『週刊文春』編集部で勤務。NHKプロデューサーの巨額横領事件やASKAの薬物疑惑など数多くのスクープを飛ばし、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞受賞は3回と歴代最多。2014年末に独立。16年に著書『スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ』(文藝春秋)を出版。

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