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【高須基一朗の“瞬刊”芸能】廃れては繰り返すヤンキーカルチャー 令和に入り、20年代の今は『東京卍リベンジャーズ』が大人気 (1/2ページ)

 マンガなどのヤンキーカルチャーは廃れては繰り返し、若者たちの心をつかんできた。私が生まれた1977年以降の少年時代を振り返っても、80年代の『湘南爆走族』『ビー・バップ・ハイスクール』、90年代から2000年代には『ろくでなしBLUES』『疾風(かぜ)伝説 特攻(ぶっこみ)の拓』『クローズ』『WORST』『ウダウダやってるヒマはねェ!』…などなど多くの名作があった。

 東京を舞台に主人公の前田太尊(たいそん)が、ケンカ自慢の猛者たちを次々に倒していく『ろくでなしBLUES』の流行った頃、ちょうどウチは両親が離婚。母方に引き取られた私は、絵に描いたような不良に転落していった。

 中学3年生になり、手が付けられなくなったのを見かねた父(高須基仁)は、「そんなに人を殴りたいなら」と知人を通じ帝拳ジムを紹介してくれ、週3回以上のジム通いで生活が一変する。

 『ろくでなし-』の主要キャラクターは、現役ボクシング選手の名字を使い、「葛西」は、東洋太平洋チャンピオンの葛西裕一選手がモチーフ。マンガがきっかけで強い憧れを抱いた「葛西」をジムで見かけるようになり、暴力ではなく本当の“強さ”を知った。ボクシングのライセンスは、ひとつ間違えれば凶器。おかげで人生を軌道修正することができた。

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