記事詳細

【ぴいぷる】久本雅美 “笑涯現役”デビュー40周年 ワハハは町中華、コロナ禍忘れて 全体公演「王と花魁」東京、大阪などで上演 (2/3ページ)

 全国14カ所計20公演のロングランだ。

 「体力が勝負。老いには逆らえないけど、持久力には自信があります」

 約2年前から、パーソナルトレーナーを付けて週2回、トレーニングで汗を流し、「普段もできるだけウオーキングをしています。家の遠くで車を降りて何キロも歩いたり」。

 感染防止対策も万全で臨む。「コロナ禍だからこそできる芝居もあるはず」と柴田らと演技プランを練っている。

 鼻に入れた豆を客席に向かって吹き飛ばす梅垣の芸を心配しつつ、「これまで梅ちゃんの舞台は客席でしたが、ソーシャルディスタンスで、その得意技が封じられる。次の舞台で何を出すのか? 見ものですね」と笑ってみせた。

 そもそもこの演劇集団の魅力って?

 「町中華なんです」

 そのココロは「決して高級中華ではなく、どんなメニューもある。お客さんから『いつもの奴ね』と言われたらそれを出す。おいしければ何でもいいんです」。

 あなたはOLには向いていない-。母からこう言われて育った。

 佐藤B作率いる「東京ヴォードヴィルショー」に憧れ、大阪の短大を卒業後、上京。「劇団に入れてください」と押しかけてきた迫力にたじろぎながら面接した佐藤は、「君とコンビになれそうな新人が見つかったよ」。一足先に入団していた柴田にそう伝えたという。

 「まさかB作さんの“予言”通りになるなんて。その時は想像もできませんでした」

 独立の際、同じ道へ進む喰にこう聞かれた。

 「1人になってもワハハを続けられるか?」

 「即答で、もちろん続けます。自分たちの笑いを演じるために。私も柴田も決意は固かった」

関連ニュース