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【大人のTVプレビュー】乗客たちの長旅彩った貴重な存在 『「鉄道伝説」食堂車の歴史~旅を楽しむ食堂車を作れ~』(BSフジ、23日正午) (1/2ページ)

 鉄道の歴史・伝説に迫る人気番組が今回取り上げるのは「食堂車」。

 今でこそ、食堂車は一部の限られた観光列車で、予約しないと利用することができないが、かつては長距離列車の楽しみの一つだった。

 番組では、戦後の復興とともに登場し、海外の食堂車にも見劣りしないモダンなデザインが評判だった「オシ17形」食堂車、「動くホテル」といわれ、そのデラックスな設備で人気を博した寝台特急の食堂車、そして、ゆったりと景色を見ながら食事を楽しむことができた100系新幹線の2階建て食堂車などを貴重な資料とともに紹介していく。

 しかし、そんな食堂車も2000年になると、東海道・山陽新幹線で営業を終了。その後、寝台列車などでも次々とその役目を終えていった。今では、フラッと行って注文して食べる食堂車は過去の映像でしか見ることができない。

 考えてもみれば、東京-新大阪間が2時間半だと考えると、別に途中で食事を取ることもないわけだ。駅弁も、いまや東京駅ではさまざまな種類の弁当を売っているし、コンビニにも弁当が並んでいる。それを選ぶほうが楽しいぐらいである。

 東京駅で購入した幕の内弁当を、席について列車が動く前から食べ始め、品川駅に着く前には完食してしまうような記者には、食堂車はもったいないタイプである。

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