【高嶋政宏 こだわりの極意】エアロスミスを超えた!! ちゃんみなの武道館ライブ (1/2ページ) 高嶋政宏 こだわりの極意
ちゃんみなの日本武道館公演を観た。
武道館だよ!
でもね、武道館が狭く感じちゃったんだよ。
気合がすごくて、凄みが武道館の四方八方の壁をぶちぬいてた。
物心ついた頃から歌い続け、その後、曲を書き続けた少女。
罵詈(ばり)雑言を浴びせ続けられても、それを周りに愚痴るのではなく、歌詞にのせ続けた彼女。
「歌だったら、何を言っても変に聴こえない」
いじめられ、傷つけられ、曲を書き始めた頃にいろいろな夢をみるようになると、医者から幻覚幻聴だとして「先生、誰にも言わないからドラッグやめようね」と優しく言われ、8000円たたきつけて帰ったこともある。どんなに悔しい思いで帰ったことだろう。
「やった事もカスった事も一度もない」
それも歌にのせる。歌につづる。
代官山UNITから始まり、僕が初めて観たのは彼女がまだ未成年だったときのライブ。こんなすごいセンスのアーティストがいるのかと、民放のプロデューサーに探りを入れ、レコード会社に連絡をつけて観に行ったのがハタチの誕生日のライブだった。