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【桂春蝶の蝶々発止。】新庄監督に期待、野球人気を再燃させる「中興の祖」 「エンターテインメントとは何か?」の追求 (1/2ページ)

 「日本ハム・新庄剛志監督」が誕生してしまいました。すべての野球ファンが…いや、野球をあまり知らない方でも、新庄監督の一挙手一投足に注目しているではありませんか。

 私は11月4日、自分は「ビッグボスだ」と豪語した、ぶっ飛びの就任会見…ジョン・トラボルタのような奇抜なファッションに驚かされました。

 しかし、その後に行われた記者相手の囲み取材では、ガラッと雰囲気は変わり、丁寧に対応したと聞いています。「努力なくしてレギュラーは取れない」「地味な作業を積み重ねていくしかない」などと、実に常識的な内容だったとか。

 要は、就任会見は、あくまで映像・画像用で、テレビやネットを盛り上げるための「新庄劇場」だったということです。

 私はこの手法は、米国のプロレス興行団体「WWE」と同じテイストを感じました。WWEには、きちんとしたストーリー展開があります。例えば、敵対するレスラーが、自分のマネジャーでもある妻と不貞行為をしている疑惑が浮上します。それを妻に問いただすと、「私は強い男が好きよ!」「私は強い男についてゆくわ! 次のペイパビュー(課金視聴)で勝った方が私の男よ!」なんて言っちゃうんですよ(笑)。

 もちろん、これは全部演技であり、台本通りです。観客はそれを理解したうえで、プロレス劇場にのめり込み、最後はペイパビューをして、みんなが試合を楽しむことで大成功しているのです。

 えっ? 新庄監督はそこまでじゃないって?(笑)

 ただ、新庄監督が「エンターテインメントとは何か?」を追求しているのは間違いないでしょう。プロにとって、「人気」や「観客動員」がいかに大切かを、肌で理解している超人なのだと私は思っています。

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