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【鎮目博道 テレビ用語の基礎知識】「就活」 テレビ局は目を輝かせた若者を失望させないで 今こそ抜本的改革に取り組むべき時代 (1/2ページ)

 いまテレビ局では新卒採用の真っただ中です。大学で講師として教えている私のところには、学生たちから「エントリーシートはどう書けばいいのか」「面接でどんなことを話すか」などの相談や、「○次面接受かりました」とか「筆記試験でダメでした」などの結果報告が入ってきたりしています。

 学生たちはホントにやる気に満ちあふれていて、うれしくなります。

 私がテレビ局を受けたバブル時代にはテレビ局はものすごい人気で、倍率も異常に高く、ほぼ宝くじに当たるような確率でした。なぜ自分が採用されたのかいまだによく分からないのですが、令和の今でもかつてほどではないとはいえ、優秀な学生さんたちがテレビ局を志望してくれていて、それなりに人気なのはありがたいことです。

 傾向としては、女の子のほうが多いような印象ですね。そしてドラマ制作志望の人が圧倒的に多い感じです。われわれの世代には報道志望やバラエティー志望が結構多かったような気がするのですが、今はあまりいないみたいです。若い人にニュースやバラエティーがいかに刺さっていないか、ということの表れかもしれませんね。

 「テレビ局がダメなら制作会社を受けます」と言ってくれる人も多く、それだけ真剣にテレビをやりたいという気持ちが伝わってきます。制作会社は、テレビ局に比べてかなり待遇も悪いですし、仕事もつらい。それでも! と思ってくれているわけですからね。

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