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【桂春蝶の蝶々発止。】新庄監督就任に「イラッ」清原さん流ジョーク 落語会で流行、心が激しく揺れてしまう「ゆら一族」 (1/2ページ)

 最近、落語界で流行りつつある言葉があります。「ゆら一族」という言葉で、「あの人は『ゆら一族』だから、何かと大変だ」などと使います。ゆら一族の「ゆら」とは、「揺らされている」という意味です。

 説明しますと、1つの事象に対して、他の人より心が激しく揺らされてしまう人のことです。物事を気にして、考え込み、それが何かしらの行動や言動、習慣、運命すら決定付けている人のことを指します。

 ちなみに、「ゆら一族」であるから売れるとか、仕事がないとか、芸の質が高くなる、低くなる…そういったことは関係ありません。

 落語界は「ゆら一族」が多い業界です。亡くなった月亭可朝師匠なんか、常に人よりも何かに揺らされ、動き続けた人だと思います。

 大阪の落語定席、天満天神繁昌亭の楽屋で、真剣に若手の噺をモニターで見ておられた可朝師匠が「おい! 春蝶くん!」と語気を強めて私の名前を呼ばれました。

 私は驚き、「どうされました? 可朝師匠!?」と聞きました。きっと、いま演ってる若手の落語が気に入らなかった。あるいは、楽屋での誰かの振る舞いに粗相があった…そのようなことかと思ってました。

 可朝師匠は「今の若手は、アカンな…。何で、この落語やってる噺家の後ろでやな、下半身裸のフルチンで歩くようなムチャな若手がおらへんねや…!」と、私に真剣に言われたんです。

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