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【鎮目博道 テレビ用語の基礎知識】「ローカル番組」 誰トク?全国どこに行っても東京の情報ばかりでゲンナリ…果たしていない「地方活性化」の役割り (1/2ページ)

 最近よく地方に出張するのですが、この間、とある離島でテレビを見てゲンナリしました。

 朝の情報番組の天気予報は東京近郊。特集も東京のお店紹介。結構東京から離れた島だったのですが、ここの人たちは東京の天気予報を見せられて何か意味があるのでしょうか。足立区か何かの「東京に行っても絶対に行かないよね」というようなシブい場所の情報は役立ちます?

 要は、完全に「東京ローカル番組」なワケですよね。これを地方で放送したところで誰得なのでしょうか。まあ、東京のはやりのお店とかの情報も、たまに見る分には地方の人にとってもそれなりに面白いかもしれません。しかし、毎日毎日東京のお店の情報を見せられたらいい加減腹が立つのでは? と思います。

 放送して誰得なのか、と書きましたが、まあ要するに「地方局が助かる」ということですよ。本来なら自分たちが「自分たちの放送地域のローカル番組」を作って放送しなければならないんですが、それだけのお金も人もない。だから東京のローカル番組を「埋め草」として放送しているわけです。これじゃ、見る気はあまりしませんよね~。視聴者をばかにした話です。

 これって、固いことをいえば「地方局として地方局の役割がちゃんと果たせていない」ってことですよね。ナニをそんな大げさな…と仰るかもしれませんが、僕はこういうことって「地方の活性化」のために結構大切だと思うんですよね。

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