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【シネマパラダイス】アート業界の闇を暴いたミステリー・ノンフィクション 「ダ・ヴィンチは誰に微笑む」

 13万円の1枚の絵が510億円に化けたオークションの裏で動くアート界の闇を暴いたミステリー・ノンフィクション。

 その絵は、レオナルド・ダ・ヴィンチが最後に描いたとされる通称、男性版モナリザの「サルバトール・ムンディ」。2005年に米美術商が約13万円で購入したものだった。しかし3年後の調査で本物のダ・ヴィンチ作品との判定が出る。その後、何人かの手を経たあと17年、オークションで約510億円で売却、落札者は発表されなかった。アントワーヌ・ヴィトキーヌ監督。26日公開、上映時間1時間40分。

 【ホンネ】この絵はダ・ヴィンチ作か弟子の作か? 今の持ち主は誰か? 暗躍するコレクター、手数料をだまし取る仲介人、オークション操作をする者…美術界に潜む闇と欲望まみれの巨額取引の裏を暴いている。 ★★★★(映画評論家・山形淳二)★5つで満点、☆=星半分

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