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「師匠がいなくなっても…」没後10年、立川談志を「語る」弟子たち 立川キウイ『談志のはなし』 (1/2ページ)

 21日の日曜日に放送されたドキュメント『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)。タイトルは「切なくていじらしくてメチャクチャなパパ~家族が映した最期の立川談志~」。その日は落語家、立川談志の命日で今年は没後10年にあたる。

 番組では63歳から亡くなるまで家族や本人が自撮りした動画(テープ750本、約1000時間)をもとに芸人の晩年を如実に伝えていた。

 「老い、病と格闘する談志の姿を格好つけることなく映し出していました。客前にすべてをさらけ出すのが芸人としてもここまではできない。直視するのがつらいほどすさまじかった」という演芸評論家は「あらためて談志のすごみが分かった。いい番組でした」。しみじみと付け加える。

 立川志の輔(67)が弟弟子の立川キウイ(54)に伝えた言葉が「キウイ、弟子の恩返しはな、師匠がいなくなっても、その名を忘れさせないことだ。そして後につなげていくことだ」。

 弟子に、同業者に語り継がれ、没後10年たっても生身の談志を感じられるまれな存在。このタイミングで「立川談志 蔵出し名席集 にっかん飛切落語会CD-BOX」(ポニーキャニオン)、著書「談志の日記 1953年 17歳の青春」(dZERO刊)、弟子の立川談慶(56)による著書「天才論 立川談志の凄み」(PHP新書)など関連グッズがにぎわいを見せる。

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