入浴シーンOK? 刑務所テレビ事情を元組長が激白

2010.05.27


石原伸司(撮影・大西史朗)【拡大】

 昨年7月の大相撲名古屋場所で、指定暴力団山口組系弘道会の幹部ら延べ55人が、関係者以外は入場できない土俵際の維持員席(=溜席)で観戦していた問題で、服役した経験もある元広域暴力団組長で著書に「逢えてよかった」(産経新聞出版)などがある作家の石原伸司氏(72)を直撃した。

 22歳で山口組系の幹部に声をかけられ組員となった石原氏。組員時代は恐喝、銃刀法違反、傷害など犯罪を重ね、大阪刑務所をはじめ、宮城刑務所、府中刑務所、徳島刑務所と刑務所で30年近くに渡り服役したという。

 石原氏によると近年の刑務所でのテレビは「平日は2時間、休日は7時間近く見させてもらえる」そうで、大相撲の場所中は「平日は30分程度、土日祝日は1時間程度」中継が見られるという。

 特に大相撲は30年近く前から「国技」ということで「食事中でも見られる」という。

 「ヤクザにとって大相撲中継は見栄の世界」だという石原氏。自身も出所後「兄ィに姿を見せるため、相撲を見に行った」そうで「溜席だけではなく、力士が出入りするところがいいポジション」だという。

 またテレビの内容は「ドラマ、バラエティー、スポーツ中継が見られる」が「ニュースは見られない」そう。ドラマは「暴れん坊将軍など時代劇が多い」そうで、ちなみに「水戸黄門の入浴シーンも見られる」という。しかし「テレビで格闘技やった翌日はケンカが耐えなかった」ということも。

 石原氏は「ヤクザは大相撲でテレビに映ったり、刑務所で見たりを繰り返している」というが、弘道会の幹部らが存在アピールを行っていたことが今回バレたが、暴力団にとって大相撲中継を利用したアピールは日常の風景のようだ。

 

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