桑田佳祐、退院 腹腔鏡手術で担当医も驚く回復力

2010.08.25

 初期の食道がんを公表し、今月2日に手術を受けたサザンオールスターズの桑田佳祐(54)が22日に退院したことを所属事務所が発表した。最終的な病理検査の結果、他に転移の様子も見られなかったという。手術は最も体へのダメージが少ない最新の腹腔鏡手術で行われ、年内の復帰もありそうだ。

 「まだどのくらいの時期になるかは分かりませんが、その後には、生まれ変わった体で、新生・桑田佳祐として皆様とお逢いできる機会が持てることを、今から楽しみにしております」

 更新されたサザンの公式サイトに、桑田の前向きなコメントが並んだ。

 最新医療を駆使した主治医の治療を受けてきた桑田は、「手術は腹腔鏡を使ったため、傷はとても小さく、特別な栄養療法のおかげで痩せることもありませんでした」と報告。がんの転移も発見されなかったことを明かしている。

 声帯も無事で、担当医も驚く回復力だといい、「1年後にステージに立てる」と太鼓判。年内にはレコーディングの再開などで、復帰する可能性が出てきた。

 この腹腔鏡手術、最近ではがん治療の主流になりつつある。全身麻酔の下で、腹部に3〜15ミリの穴を3〜5つ開け、炭酸ガスで膨らませた上で、内視鏡を入れ、モニターを見ながら、鉗子などで切除する。

 「日本では1990年に胆嚢摘出で使われて以来、急速にレベルアップして、がんの標準治療になっている。患者にとっては痛みが少なく低侵襲(ダメージが少ない)だが、医師には相当高度な技量とチームワークが要求されます」(医療ジャーナリスト)

 

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