常盤貴子、ヒット連発脚本家・北川悦吏子氏と10年ぶりタッグ

2010.09.10


常盤貴子【拡大】

 女優、常盤貴子(38)が脚本家、北川悦吏子氏(48)と10年ぶりにタッグを組む。恋愛ドラマでヒットを飛ばしてきた名コンビが新たに挑むテーマは親子愛。自身も母から恋愛について助言を受け、昨年10月には、俳優で演出家の長塚圭史(35)とめでたく結婚した。まさに公私ともに充実している。

 北川氏との最初の出会いは、15年前の「愛していると言ってくれ」。聴覚を失った青年画家(豊川悦司)に恋するヒロインを演じ、トップ女優になるきっかけとなった。

 「ちょうど女優として、いろいろなことを吸収する時期。膨大なセリフを覚えて役になりきると、北川さん本人になった感覚がしました」

 東京・井の頭公園でのデートシーンはドラマファンをときめかせたが、「私には、嫌な思い出なんです」と苦笑する。

 「朝早くから撮影が始まって、終わるのは次の日の朝。走らされるシーンがとにかく多くて。それ以来、井の頭公園には行ってません」

 2000年の「ビューティフルライフ」以来10年ぶりの北川作品は、11日放送の「お母さんの最後の一日」(テレビ朝日系、午後9時)。余命わずかの母(倍賞美津子)との貴重な時間を、2人の妹(京野ことみ、吹石一恵)、父(橋爪功)らと過ごすヒロイン役だ。

 「今まで恋愛ドラマを描いてきた北川さんが家族の物語を作るというのはよほど勇気のいることだったと思う。それに私も乗ろうと思いました」

 実母は「B型で、ベタベタするのが嫌い。旅行も勝手に行っちゃう。私はA型だけど、そんな母に育てられたから、性格が似てます」と明かす。

 一方で、「付き合った彼氏も、母が大反対した人とは別れてよかった」といい、「このドラマのように、娘から思われる母親がうらやましい」と、母になる日も待たれる自身に重ねる。

 流行に敏感な北川氏は、ミニブログ「ツイッター」に注目し、ドラマ「素直になれなくて」の題材に選んだ。自身も昨年、主演映画「引き出しの中のラブレター」のPRを兼ね、期間限定でツイッターを開設したが、「ツイートとフォローの違いも、よくわからなかった」。

 母の担当医となる高校時代の友人役でドラマに登場する田辺誠一(41)は、芸能界屈指のツイッター愛好家。話が合わないと思いきや…。

 「スタッフの女性と電車の話で盛り上がっていたら、田辺さんが加わってきて。新幹線が大好きで、東京から博多までの車窓の景色のDVDを持っているんだそうです」

 −−自身も「鉄子」?

 「ブルートレインにもロマンを感じるけど、一番好きなのは銀座線。好きな人と乗った思い出があるとか、特別な理由はないんですけどね」

 最近は映画に主軸を移し、連ドラから離れがち。「企画や台本でワクワクするものがない」ともらす。が、撮影が約1年に及んだ昨年のNHK大河ドラマ「天地人」では充実した経験をした。

 「ベテランの方と接しながら、殺陣にしても、身のこなしにしても、できなかったことができるようになれる現場は魅力的でしたね」

 四十路間近でも、成長は止まることはない。 (宇野貴文)

 

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