上岡龍太郎氏“紳助末路”予言していた!

2011.09.12


島田紳助さん【拡大】

 暴力団幹部と肩を寄せ合う姿が写真週刊誌FRIDAYに掲載された元タレント、島田紳助さん(55)。こうした紳助さんのタレントとしての“末路”を予言していたかのような番組があった。

 紳助さんもレギュラー出演していた日本テレビ系の深夜バラエティー番組「EX(エックス)テレビ」(1990年4月〜94年4月)。同番組の放送開始第2週目で、紳助さんがトークの師と仰いだ元タレント、上岡龍太郎さん(69)が暴力団と芸能界について、示唆に富んだ“上岡流テレビ論”を独り語りしている。この痛烈なマスコミ批判。紳助さんもあるいは、感化されたのだろうか。テレビ史の貴重な記録として一部を抜粋する。

 テレビで我々の芸能は、やりにくなってくるんですよ。なんで芸人になったか言いましょか。みんなと一緒のことをやるのが嫌いなんです。そういう人間ておるんですよ。できるだけラクしたい。目立ちたい。ちやほやしてほしい。だいたいこういうとこなんです。芸人になってるやつの根の考えちゅうのは。

 暴力団も一緒なんです。同じ考えでしょ。芸人と暴力団が癒着するな、というのがおかしな話でね。根は一緒のタイプなんですから。ちょっと子供のころから口が達者やったか、腕が達者やったかで、木(の枝)が分かれたわけで。

 テレビに出てる以上は、芸能人といえども一般人として良識を持たなくてはいけない、と。こうおっしゃる御仁がおられる。良識なんかあったら、こんな仕事してませんからね、私ら。良識がないから芸人やってるんで。

 「ほしたらお前、ラクしてやな、ちやほやしてもうて、目立って、お金もようけ儲って、ええことばっかりやないか」というけども。そのかわり末路哀れは覚悟の上ちゅうのがありますがな。

 売れりゃこんなええ商売ないけど、売れなんだらこんなミジメな商売はない、っちゅうやつですからね。

 そやから、我々は棚からぼた餅、濡れ手でアワ、一攫千金、それが取れたときはエエけど、取れなんだら末路は哀れ極まりない。

 もう、あとはのたれ死にすること覚悟の上、あかなんだら見事にどこで死んだかわからんような、そんな死に方をする。そのかわり、良かったときには、もう一攫千金、夢見るような、これが我々の世界。

 そのかわり、一般人はコツコツコツコツやって、我々のことを「あんなもんになったらいかんで」と後ろ指さしながら、最後には、「ほら、努力する者が勝ちでしょ」という世の中のきちっとしたピラミッドを作らないかんのに。これを誰かが崩してもうたから、一般人までみんな一攫千金、濡れ手でアワ、棚からぼた餅、全員が今や芸人志向に働いてんにゃから。

 テレビに出る我々が、「頑張りましょう、一生懸命やりましょう、マジメにやりましょう」、てこんなバカなことないですよ。

 テレビは我々お笑いの芸能界までも無残に変えてしまいましたね。

 

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