“大女優の風格”漂う満島ひかりの鬼気迫る演技

2013.07.10


「Woman」の主演は満島ひかり【拡大】

 7月期の新ドラマが続々スタートしているが、先頭を切って3日に第1話が放送されたのが、日テレ水曜夜10時の「Woman」。

 3年前(震災の前年)の4月期に「Mother」を作ったトリオ(プロデューサー・次屋尚、演出・水田伸生、脚本・坂元裕二)の、“続編”ではないけれど、どちらも主人公の母親(子役にとってはおばあちゃん)の役を名優・田中裕子が演じ、ほとんど同じテイストのドラマだ。

 脚本の坂元裕二はその年の7月期にフジで、満島ひかりが熱演した(これまた同じテイストの)「それでも、生きてゆく」を。さらに、今年1月期にはフジで「最高の離婚」を書いている。どれもこれも、オヤジのストライクゾーンにずどんと投げ込まれた秀作ばかりだ。

 今回の「Woman」の主演は満島ひかり。夫・小栗旬に不慮の事故で先立たれ、2人の幼子を抱えて懸命に生きるシングルマザーという役だ。「それでも、生きてゆく」のときも感じたのだけど、彼女は今回の役を演じるために生まれてきたのではないかと思えるほど、(顔色の悪さも含めて)役になりきっている。

 まだ初回を見ただけだけど、初回の後半、20年ぶりに母・田中裕子の家を訪ねての2人のやりとりには早くも鬼気迫るものがあり、昭和の大女優・田中絹代を思わせる風格すら感じられた。

 夕立が突然降りだして庭先を濡らすが、母娘の亀裂がまったく埋まらないままに満島が子供2人を連れて表に出ると、雨が止んでいるという水田伸生の演出も心憎かった。

 子役も見どころ。「Mother」は芦田愛菜ちゃんの出世作ともなったが、今回の「Woman」では6歳の長女役の鈴木梨央ちゃんがいい。大河ドラマ「八重の桜」で八重の幼少期を印象深く演じた子役だけど、この子も天才肌。水曜夜、かなり涙を絞られそう。(新橋のネクタイ巻き)

 

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