「プレゾン」で確認したジャニーズコンテンツの力 日本のエンタメ界で不動

2013.07.13

 かれこれ10年以上、定点観測のように通っている。ジャニーズ事務所恒例の夏のミュージカル、プレゾンこと「PLAYZONE’13」(東京・青山劇場)。少年隊の時代からバトンが継がれ、ここ数年は今井翼、中山優馬、そして屋良朝幸の3人のキレのあるダンスを中心に若手にも安定感が見えてきた。

 年によっては、ファンサービスのコミカルな小芝居(といったら怒られるかな…)に時間が割かれたこともあったが、今年は全編が歌とダンス。それも、「あらゆる世代になじみのある曲ばかりです」(今井)という、言わばジャニーズの歴代ヒット曲メドレーだ。

 恥ずかしながら私も若いころ合コンでよく歌った少年隊の「仮面舞踏会」を今井、中山、屋良がオリジナルの振り付けで忠実に再現。男が観てもゾクっとする。今井がソロで歌う「アンダルシアに憧れて」は本場仕込みのフラメンコ付き。SMAP、嵐、関ジャニ∞ら11組の計22曲を後輩たちが懸命にカバーして歌の持ち味を引き出す。

 昨年に続いてマイケル・ジャクソンの振付師、トラヴィス・ペインがほとんどの振り付けを担当。中山が披露した「水の帰る場所」など2曲はジャニーズきっての踊り手、屋良が振り付けて、次につながるオリジナリティーも残した。

 私が観た日は、今井が汗をふくタオルをファンから借りる−というコーナーで、神奈川県藤沢市からやってきた母子の客席へ。母親は「お兄ちゃんは優馬、妹は翼と名付けています」と、筋金入りであった。99%が女性客。歌舞伎や宝塚と同様に年齢層は幅広い。親子2代、3代はざら。この吸引力と、ヒットメドレーのコンテンツ力は、日本のエンターテインメント界で依然、不動であることを確認した。

 8月10日まで。 (中本裕己)

 

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