【岡田敏一のエンタメよもやま話】ディカプリオがオスカーを逃し続ける「真の理由」 (4/4ページ)

2014.03.17

 ちなみに“レオ様”が逃し続けているアカデミー賞を2回以上も受賞している俳優は9人います。トム・ハンクスのほか、ダニエル・デイ=ルイス(56)、故マーロン・ブランド、故ゲーリー・クーパー、ダスティン・ホフマン(76)、故フレドリック・マーチ、ジャック・ニコルソン、ショーン・ペン(53)、故スペンサー・トレーシーで、このうち「マイ・レフトフット」(89年)などで知られるデイ=ルイスは3回も受賞していますが、ま、この人は別格ですけどね…。

 そんなわけで、ここまで名前が出た多くの俳優の代表作や、各人のキャラなどを思い浮かべれば「クールな俳優」の意味するところや“レオ様”がなぜオスカーを取れないかについて、何となく理由が分かっていただけたと思います。

 そして、賞を選ぶアカデミー会員が彼を特別嫌っているわけでもないのです。

 なぜなら、デイ=ルイスと双璧を成す名優アル・パチーノ(73)も、「ゴッドファーザー」(72年)で初めて候補になりますが、その後、7回も取り損ね、結局受賞したのは「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」(92年)の1回切り。

 それでも受賞できたのだから喜ぶべきでしょう。英の名優リチャード・バートンは、6回も候補に上がりながら1回も受賞できず、1984年5月、58歳で亡くなりました。

 名女優シャーリー・マクレーン(79)も5回目の主演女優賞の候補となった「愛と追憶の日々」(83年)でようやく受賞できました。

 なので、まだ39歳のディカプリオには、まだまだチャンスがあると考えるべきでしょう。だがしかし。少なくとも“レオ様”などと呼ばれている間は、絶対獲得できないことも確かですね…。    (岡田敏一)



 【プロフィル】岡田敏一(おかだ・としかず) 1988年入社。社会部、経済部、京都総局、ロサンゼルス支局長、東京文化部などを経て現在、編集企画室SANKEI EXPRESS(サンケイエクスプレス)担当。ロック音楽とハリウッド映画の専門家。京都市在住。



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