木村拓哉「HERO」好調のワケ 良きマンネリと不協和音 (1/2ページ)

2014.07.30


夏のドラマを引っ張る木村拓哉と脇役で光る吉田羊(写真)【拡大】

 注目されていた木村拓哉主演のドラマ『HERO』(フジテレビ系月曜午後9時)が、高視聴率で発進し、関係者をホッとさせている。

 13年前の驚異的な人気ドラマの続編は、当初の懸念する声を跳ね退けて第1話が平均視聴率26・5%、第2話は19・0%(ともに関東地区、ビデオリサーチ調べ)と、今期全体的にひとけた台の低視聴率ドラマが多い中、気を吐いている。

 このところ木村は昨年10月の『安堂ロイド』、今年3月の『宮本武蔵』などが視聴率的に低調で、「演技がワンパターン」「どんな役を演じてもキムタクでしかない、劣化している」−など散々な評価だった。人気者ゆえの受難が待ち受けていた。

 ところが今回は、そのマンネリが功を奏しているから実に面白い。

 やはり人気者こそ、演出・脚本が要であることを実証している。

 木村に限らず国民的人気者というのは、そのイメージ度が強いからこそ、変貌は容易ではない。変えようとして奇をてらうことは危険である。まずは永遠のマンネリを武器にひと味ひと味を高めるステージを作るべきだ。結果、気付くと大きく変容しているという形がベストである。

 木村が演じる型破りで正義感の強い久利生(くりう)検事は、13年前と人となりは変わらず、あの久利生が年を重ねたらこうなるだろうと思わせる見事な演出である。

 

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