「“自分は誰かに殺されるかもしれない”くらいの覚悟で戦わないと、日本の芸能界を変えるのは相当難しいっすね」
「クイック・ジャパン」vol.115のインタビューで"いい作品"をつくるためにも、俳優の労働条件を改善するべく、俳優のための労働組合づくりを構想していると語った小栗旬。
さらに、「『この人、何も考えてないのによく生き残ったな』っていう人はいますから。事務所の力もありますし」と、強烈な発言まで飛び出した。
「若手俳優がここまで突っこんだ発言をするのは、珍しい。小栗さんを心配する声が多いですよ」
こう話すのは芸能プロ関係者。
「アメリカにはSAG-AFTRAといった役者のための組合があるが日本にはありません。
小栗さんはそれを目指しているんでしょうが、日本の芸能界は、事務所の力がものをいう世界で、俳優が主体となる労組を作ることなど、大手芸能事務所は許さないでしょうね。
ただ、今年4月21日号の「AERA」のインタビューで、小泉今日子が、「日本の芸能界ってキャスティングとかが“政治的”だから広がらないものがありますよね。でも、この芸能界の悪しき因習もそろそろ崩壊するだろうという予感がします」と、発言し話題になりました」(前出・芸能プロ関係者)
小栗の勇気ある挑戦で革命を起こせるか、それとも潰されてしまうのか!?