追悼 私だけの健さん 生涯愛した江利チエミさんとの秘話 写真集と実録小説で知られざる素顔公開

2014.12.19


高倉健さん【拡大】

 11月10日に亡くなった俳優、高倉健さん(享年83)。手記を掲載した「文藝春秋」が異例の即重版がかかるなど、まだ熱が冷めない中、在りし日をしのぶ写真集と実録小説が相次いで発売されることになった。健さんの貴重なオフショットや「八甲田山」や「野性の証明」といった代表作にまつわる秘話から、素の健さんが浮かび上がるファン必見の作品だ。

 22日発売の写真集は「映画俳優・高倉健〜その素顔」(音羽出版)。東映時代から20年間、健さんのスチール写真を撮り続けたカメラマン、遠藤努さん(84)秘蔵の写真約130点を収録している。

 東映専属のカメラマンだった遠藤さんは、素顔の健さんも数多く撮影。「網走番外地」「昭和残侠伝」などの舞台裏で、横になりうたた寝する健さんや、トレーニングで体を鍛える姿などを“激写”。「野性の証明」(78年)や「動乱」(80年)といった現場にも立ち合っている。

 さらに愛車のポルシェを前にポーズを決めたり、海で遊んだりとオフを楽しむ健さんの素顔は、映画からはうかがい知ることのできない貴重なショットだ。

 遠藤さんは「健さんは決めポーズがうまく撮りやすい俳優さん。カメラを向けると気迫が伝わってくる」と話している。

 実録小説は「高倉健 孤高の生涯」(任侠編、流離編)の上下巻(音羽出版)で、著者は元スポーツ紙記者で、健さんと30年以上の交流があった作家、嶋崎信房氏(69)。

 東映時代を描いた上巻と、それ以降の下巻。撮影現場でのエピソードを元に、素顔の健さんを描き出している。さらに、健さんが生涯愛していた江利チエミさんとの交流にもスポットをあてた。

 長年、取材し続けてきたからこそ書ける秘話が満載の1冊だ。上巻は12月26日、下巻は来年1月上旬にそれぞれ発売。

 年末年始は、ゆっくりと健さんの足跡をたどってみては。

 

注目情報(PR)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。