これが中東の現実だ! イーストウッド監督の新作「アメリカン・スナイパー」 (1/2ページ)

2015.02.03


ブラッドリー・クーパー演じるスナイパーは迫真の演技だ(AP)【拡大】

 意欲作を世に問い続けるクリント・イーストウッド監督。84歳の彼がイラク戦争をテーマにした映画にチャレンジ、と聞けば興味も沸いてくる。

 実在したスナイパー(狙撃兵)、クリス・カイル(1974〜2013年)を描いた作品「アメリカン・スナイパー」で、2012年にベストセラーになった同名の自叙伝を映画化した。先月の公開以来、米国の興行成績が2億ドル(約240億円)を超え、イーストウッド作品中で最大のヒットとなっている。

 幼い頃から厳格な父親に銃の扱いを習ったカイルは、98年の米大使館爆破事件のニュースで愛国心に目覚め海軍に入隊。その天才的な射撃の才能を認められ特殊部隊、ネイビーシールズに配属されイラクへ派遣される。

 自爆テロの幼い少年を良心と葛藤しながら狙撃して以来、公認されただけで160人、未公認を入れると255人を射殺。米軍史上最強のスナイパーとして名を馳せ、テロリストから最も恐れられた。レジェンドの愛称で尊敬を集めた国民的ヒーローだが、命がけの4度のイラク遠征で、妻との仲に亀裂が走る。

 名誉除隊後は、命を救えなかった戦友たちの霊に苛(さいな)まれ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しむ。映画では直接描かれないが、彼が救おうとしたPTSDを患う元海兵隊員に故郷で射殺された悲劇は、全米に衝撃を与えた。

 

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