場外市場が注目を浴び出した頃に重なり、売り上げはV字回復。先代も復帰し、見事5代目夫婦は危機を乗り越えた。
過去のスーパー戦隊は中高年ファンが急増中。海外でも大人気だ。「7、8日には、パリで開催される日本文化展『PARIS MANGA』にゲストで呼ばれています。フランスで初めて放映された戦隊ものが『バイオマン』なので、今でも人気なんですって」
順風満帆のようだが、新たな不安も。「来年には市場は豊洲に引っ越します。来年以降の集客が不透明なんですよ」
ずっと地球を守ってきたスーパー戦隊。これからの場外市場を守るのはきっと牧野の笑顔だ。 (青海雅和)
■牧野美千子(まきの・みちこ) 実践女子大の「ミス実践」をきっかけに、篠山紀信撮影の「週刊朝日」表紙モデルで芸能界デビュー。スーパー戦隊シリーズ「超電子バイオマン」でピンクファイブ・桂木ひかるを演じて人気者に。現在は、築地場外市場にある佃煮、惣菜専門店「諏訪商店」((電)03・3541・6871、営業時間午前4〜午後1時)の5代目女将。戦隊もののファンイベントに顔を出すことも。