オダギリ、香椎夫妻の次男が急逝 精一杯生きた坊やの思いをつないで これ以上の悲しみ、度々は来ない… (1/2ページ)

2015.04.29


オダギリジョーと香椎由宇夫妻の悲しみは察するにあまりある【拡大】

 人の生き死にはドラマチックだ。私も年を重ね、さまざまな人生を見てきて思うことがある。

 なかでもわが子のことなら、どんなことがあろうと、身をていしてでも守ろうと思うものだ。それが親というものだ。

 娘が幼い頃のことだ。保育園の帰り、つないだ手を離した途端、娘は走り出し、車にはねられた。一瞬の出来事だった。道路に横たわる娘を見た瞬間、私は取り乱し、医師に「助けてください」と叫んでいた。

 しかし、担当医の「お母さん、落ち着いて。この子は泣かずに耐えてるのに、お母さんが泣いてどうするの。大丈夫、任せなさい」との言葉に支えられた気もする。

 側にいながら、傷つけてしまった負い目は、今も心の隅にある。どうして手を離してしまったのか。傷痕を見るたびに、「ごめんね」と心の中で手を合わせている。

 あの時、車がスピードを出していたら、娘はこの世にいなかったかもしれない。そう思うと、毎年元気に誕生日ケーキにロウソクが増えることが幸せだった。大きな病気もせず、育ってくれたことを感謝している。

 オダギリジョー(39)と香椎由宇(28)。待ちに待った第2子の誕生をうれしそうに発表したときのことは、よく覚えている。

 子供の存在は役者として、いや親として、この世界で生き抜く力を与えてくれる大事な宝物だ。

 しかし、神様はなぜか善良な人間に苦しみを与える。この世に生を受けて1年と9日。2人の次男は突然、あの世に召された。残された親は、この悲しみをどこにぶつければいいのだろう。

 

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