人気女優のキーワードは昭和顔 (2/2ページ)

2015.05.13


黒木華【拡大】

 このたくましさが黒木自身を律しているのだろう。

 実話の映画化で話題の「ビリギャル 学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」に主演する有村架純(22)。NHKの朝ドラ「あまちゃん」で1980年代の女子高生を演じ、違和感なく受け入れられた。途切れることなく露出を続け、人気を強固にしている。彼女には、見続けていられる親近感がある。

 蓮佛美沙子(24)はドラマ「○○妻」(日テレ)や「ナニワ金融道」(フジ)で存在感を発揮した。

 そしてドラマ「she」(フジ)で初主演している松岡茉優(20)は、女優としての目標を「女版・八嶋智人になること」と公言し、自らを「オーラがない」と言う。ただ、6月公開の映画「ストレイヤーズ・クロニクル」の瀬々敬久監督は「小津安二郎の映画の中の杉村春子のように、若い出演者が多い中でただひとり円熟の芸域に達していた」と松岡の演技力を評価している。

 黒木と松岡には背中で演技ができる表現力がある。また黒木の表現力は、歌手としてもいけるのではないかと思わせる。“平成の昭和顔”たちが、どう展開するかが楽しみでならない。

 ■酒井政利(さかい・まさとし) 和歌山県生まれ。立教大学卒業後、日本コロムビアを経てCBS・ソニーレコード(現、ソニー・ミュージックエンタテインメント)へ。プロデューサー生活50年で、ジャニーズ系・南沙織・郷ひろみ・山口百恵・キャンディーズ・矢沢永吉ら300人余をプロデュースし、売上累計約3500億円。「愛と死をみつめて」、「魅せられて」で2度の日本レコード大賞を受賞した。2005年度、音楽業界初の文化庁長官表彰受賞。

 

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